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2025.6.22
XTR体験ライド
XTR が7年ぶりのフルモデルチェンジ!!
早速、体験してきました。
ついにXTRも電動ワイヤレス化しましたが
10年前にスラムから登場しており
今さら「特に目新しい技術ではない」と一言で片付けてしまうと
大事な本質を見落としてしまいます。
スラムとシマノは、それぞれ異なる強みと特徴を持っており
以前のアップルとマイクロソフトの関係に似てるように思えます。
革新的な新製品を続々発表する「スラム」に対し
バイカーの使い勝手を極めた「シマノ」
それを象徴するのが
ディレーラーハンガーを廃したスラムT-typeに対し
今回あえて残したシマノSHADOW ES。
トレイルを走行中に、岩や根っこに当ててしまうことはあっても
突然デカいおっさんがディレーラーを踏みつけてくることは無い。
走行に対し適切なアプローチへ強靭さを持ち、トレイルライドにおいて
徹底的にトラブルを排除した設計が大きな違い。
変速性能も両メーカーのさじ加減が面白い
スラムT-typeが採用する、「Xシンクテクノロジー」は変速をするスプロケまでナローワイドにし
どんなに踏み込みながらの変速でもチェーン離れを起こさず、変速ショックが皆無な革命的な技術。
しかし44箇所の変速ポイントでは、お世辞にも変速レスポンスは良いとは言えない弱点も。
シマノは「HYPERGLIDE+」で極力チェーン離れ、変速ショックもを極力抑えながら
ハイレスポンスな変速を実現。シフト速度がめちゃ速いだけでなく
レバー操作も、長押しや ダブルクリック多彩な機能を備えた「RAPID ES」の
操作性とのマッチングは素晴らしい。変速ショックと変速レスポンスのバランスは好印象。
機会があったらE-BIKEでガンガン試してみたいですね。
そして、かなり好印象であったのがブレーキ性能
初期のレスポンスから、フルブレーキングまで思い通りでかなり扱いやすい。
「ERGO FLOW」によって、エンデューロモデルのXTRは
レバーに5°のアップスイープがついており、これがまとまりが良く自然。
ハンドルバーがコンパクトに感じられるぐらい扱いやすく
制動だけでなく操作感も向上した印象でしたね。
実際に乗ってみるとハッキリわかる
使い勝手を極めた「XTR」
XTRと同等性能で価格を抑えた「XT」
どちらもオススメです。
詳細はスタッフまでお問い合わせください。
柴谷