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2021.1.29

試して納得「6種の個性」

ロードバイクの醍醐味であるカスタム。

中でも定番なのが

費用対効果抜群で愛車が別物に変わったかのような体感が得られる「ホイールカスタム」

 

 

なぜホイールなのか?

「完成車」のままでは100%の性能を発揮できていません。

マーケットプライスを含め、ユーザーが購入しやすく始めやすい価格に調整する際に

性能の要となるフレームは手を抜くわけにはいきませんし、コンポーネントも価格は決まっています。

よってハンドル、サドル、ホイールをスターターセットとして、安価なパーツに抑えているわけです。

せっかくの高性能を100%発揮したいなら、特に走りに磨きをかけたいなら

回転系のホイールが効果的となるのです。

 

ホイールカスタムは、外周を軽量化すると

他のパーツを同じだけ軽くするよりも10倍もの効果が体感できる激変カスタム。

 

クローバーバイシクルがオススメするホイールは

ダイレクト感重視で峠でバリバリ走りたいなら「Bontrager」

スピード感と乗り心地が高次元で両立したロングライドも快適の「Mavic」

ならあなたのニーズにバッチリ応えてくれます。

 

「説明だけ聞いても、実際乗ってみないと分からない」

 

そんな方のために、ご納得して買っていただけるよう

ボントレガーとマヴィックから、6モデルの試乗ホイールをご用意いたしました!

 


Mavic

Cosmic SLR 45 Disc( ¥275,000 / 税込)

重量: 1470 グラム (ペアインチ)

 

ハイスピード域でなんの抵抗感もなくスゥーッと感じる伸びの良さは、6本中で一番。

「SLシリーズ」とは105gはどの差ではあるが、さらに60gほどあるリムテープもSLRは不要。

その165gもの軽量化のほとんどが外周のリム部分であるため、その走りの差はスペック以上。

ダンシングでの加速感や軽快なハンドリングは「SLとこんなにも違うのか!」と驚かせれます。

乗り心地は快適そのもの、走りの向上によって全く犠牲になってないのもポイントですね。

プラス10万円して「SLRシリーズ」を選択する価値十分にありますよ。

 

Cosmic SL 45 Disc( ¥176,000 / 税込)

重量: 1575 グラム (ペア)

 

フラグシップ「SLRシリーズ」と比べても

全く同じエアロリムシェイプでぱっと見わからない迫力ある風貌。

高速域での伸びの良さでも、引けを取らない高速巡航は思わずニヤけてしまうほど。

違いは、外周系の重量差と剛性による加速や登坂性能の差。

この差を「全然違う」と判断するか、「僅か」と判断するかは

乗り手のニーズによるところが大きいでしょうね。是非お試しください。

価格も抑えながら、満足のいくカーボンホイールをお求めの方におススメ。

 

Ksyrium SL Disc( ¥99,000 / 税込)

重量: 1575 グラム (ペア)

 

外周に位置するリムを極限まで削り落とし、カーボンホイールに匹敵する重量を実現している

超軽量アルミホイール。その加速はノーマルホイールとは雲泥の差。

さらにマビックらしい快適性も両立しロングライドでも楽しめますね。

エアロの上位ホイールの直後に乗ったので、高速域の伸びは多少もっさり感がある物の

ノーマルホイールからのグレードアップで考えると、必要十分のパフォーマンスです。

フラッグシップ同様の40ノッチの上質なラチェットサウンドもグッド。

マヴィックの技術を存分に詰めた、低価格帯でさらなる快適ライドにしたい方におススメ。

 


Bontrager

Aeolus RSL 37 Disc(¥323,950 / 税込)

重量: 1325 グラム (ペア)

 

ヒルクライムも加味した驚異的な軽さがもたらす加速、登坂力はまさにピカイチ。

カキーンと地面に伝わるダイレクト感が非常に高くグイグイ進みますね。

さらなるエアロ性能を高めた新シェイプの37mmリムハイトは、40mm台のリムハイトと比べても

全く引けを取らない高速域の伸びをみせ、セミエアロフレームとの相性の良さも感じられます。

超軽量をもたらすOCLV RSL カーボンにより、突き上げが多少「硬い」という印象がありますが

5.5気圧設定でチューブレスタイヤを入れていたので、大きな問題ではなかったです。

ヒルクライム、高速巡航、ダウンヒルをより速く走れる「峠スペシャル」なホイール。

 

Aeolus Pro 37 TLR Disc(¥202,400 / 税込)

重量: 1505 グラム (ペア)

 

フラグシップ「Aeolus RSL 37」と全く同じ37㎜リムシェイプにより、同様の伸びのある走りが楽しめます。

剛性感も同様に踏み込んだ時のダイレクト感の高さは、ボントレガーの利点。

流石にRSLほどの加速はありませんが、1505gの軽さにより必要十分。

逆にカーボン素材の違いからか、路面からの突き上げ感はこちらの方がマイルドでロングライドに高印象。

もちろん、トレックのセミエアロフレームとも相性は抜群で

愛車がより目を引くようなビジュアルへと生まれ変わりますね。クールなマットボディも必見です。

 

Paradigm Elite TLR Disc(¥150,920 / 税込)

重量: 1520 グラム (ペア)

 

予想に反して、今回の6モデル試乗で一番衝撃的だったホイール。

お世辞抜きで、とにかくよく進んでバランスがいい。

剛性感もダイレクト感が高いので、もっさり感が微塵も感じられない。

ボントレガー独自の非対称リムをディスク化によって前後に採用することで

スポークテンションが、より引き締められたことがこの走りに寄与していると感じられます。

その分、突き上げ、乗り味は落ちますのでチューブレスタイヤでカバー。

コスパ最強ホイールですね。

 

激変カスタムでさらなる歓びを感じながら、今シーズンもサイクルライフ楽しみませんか。

まずは愛車に取り付けて、広大な浜寺公園で思う存分体感しよう!

 

吉山